私が日本株に投資をしない理由

投資

私は以前は日本個別株投資も経験し、それなりに利益が出ていた時期もありますが、今は米国株(ETF,投信)を中心に投資をしています。日本株でもうまくやっている人はたくさんいると思いますし、心情的には日本企業に投資をして自身の資産も増えるというのが理想だとは考えていますが、投資する気持ちになれない理由を解説していきます。

日本が抱える課題

よく語られていることなので、箇条書きにします。

  • 人口減少・少子化
  • 高齢化社会・年金不安
  • 企業の生産性、過剰な内部留保
  • 官製相場
  • 災害リスク

内需拡大イメージが持てない

日本企業はそれなりに利益を出していますが、同時に企業は人件費を抑え続けてきました。コロナ禍においては内部留保で助かった側面もありますが、給料が増えないことで、今や国民は消費を抑え節約することが今では当たり前になっています。

また「老後2000万円問題」や「年金制度改悪」など人々はますます消費を最小限に抑え、1000兆円近くある預貯金が消費に向かうイメージが持てません。

またバブル以降に生まれた世代が既に社会人になり、車を持たない、デートにお金を使わない、服はユニクロかメルカリが当たり前になってきています。スマホやサブスクなど新たな消費活動への転化もあるでしょうが、これらのプラットフォームは既に海外企業が市場を独占しています。根本的には、節約するライフスタイルが当たり前となっており、急に消費活動が活発になることは想像できません。内需への依存度が高い日本企業が利益を出せる理由が少ないと考えます。

会社員の活力が低下傾向

長い間、企業が人件費を抑制してきた結果、会社の利益が出ても多くは内部留保とされ、自分たちの所得はそれほど増えないことにサラリーマンたちは気づいており、その状況が改善されないと諦めている人が増えています。コロナ禍ではその内部留保に助けられた部分もありますので、企業は内部留保を今後も継続すると考えます。

またポスト不足によって、会社人生を非管理職のまま過ごすことを選ぶ人も増えています。これはポストを得た一部の人以外は「ほどほどに頑張る」ようになることを意味しています。

苦痛な通勤や常態化した残業などの酷い労働環境の中で、日本の会社員を突き動かしてきたのは、「所得とポスト」です。これらを入手しにくい状況下では、イノベーションが生まれにくくなります。またアイディアを持っている人には起業という選択肢もあるので、無理に社内でそれを出す必要もなくなってきています。

一方で、成果主義やジョブ型雇用など社員のやる気を上げようと企業も努力をしてきましたが、結局ただのコスト削減策となっており、一部のやる気がある人と多くのやる気がない人に二分化してしまっており、モチベーションを上げる政策とはなっていません。

このような環境下で、粉骨砕身頑張る人がどれだけいるか疑問で、イコール既存企業の成長には限界があると見ています。

将来を悲観する風潮

特にテレビは「将来不安を煽る」傾向が強く、影響されやすい日本人は、ますます政治に不信感を感じ、日本の将来を悲観しがちです。政治を監視するという観点でメディアは必要ですが、昨今の報道は過剰に不安を煽っているようにも感じます。ただこれはテレビだけの問題でなく、発信下手なアナログ政治家や、国民の無知・努力不足も問題だと思っています。

今から10年後にそれらの報道のトーンが急激に前向きになっていることはないでしょう。そういう点で、国民が政治、政策を信用しづらい状況が続くと見ています。

10年後も相変わらずメディアは不安を煽り続け、会社員たちはボヤキ続け実態がどうあれ国民は不安を抱え続け、消費活動が活発になるイメージが持てません。

まとめ

色々書いてきましたが、日本経済全体には悲観的ですが、個別株では良い銘柄もあると思います。ただサラリーマン投資家としては、個々の銘柄の値動きに一喜一憂したくないので、インデックス投資スタイルを軸としている私は、30年も高値更新できない日経平均インデックスには投資する気にはなれません。

それよりも、米国株の魅力でも書いている通りますが、相対的に米国株の方が資産を増やせそうなので、同じインデックス投資であれば米国株にしたいと考えています。

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