就活に向けて準備すべきこと

仕事・会社

就活の先輩として、また15年近く採用面接官をやってきた視点から、面接前にやるべきことをお伝えしたいと思います。コロナ禍で学生にとっては就活が厳しくなっていることと思いますが、厳しいからこそ万全の準備で望む必要があります。

就活のためのエピソード作りはほどほどに

就活を意識して、慌てて語学留学、資格習得などエピソード作りをする人が多いですが、正直いってそれ自体はあまり意味はありません。面接官も同じような就活を経て社会人になっているので、付け焼き刃のエピソードはすぐにわかりますし、それらが会社で特別に役に立つものではないことも知っています。またかなり多くの人が類似の話をするのであまり印象にも残りません。周囲の人がエピソード作りをすると焦る気持ちはわかりますが、ほどほどにしておいた方が良いでしょう。そもそもエピソードの面白さで採用されるわけではありません。

就活に向け理解しておくべきこと

集団面接だと次に進めるのは、そのグループで1名程度です。どんな状況であれその集団の中でもっとも良い印象を残さなければ次には進めません。その良い印象を残すためには、「エピソードの内容」よりも、全体的な印象の方が重要で、その中でも「話し方」が重要です。

書き言葉と話し言葉

面接では、多くの学生がとても辿々しい話し方をしています。これは緊張ではなく「書き言葉を話し言葉にしている」からだと思います。自分で考えた事を文字にして、丸暗記して抑揚をつけて一生懸命話してくれるのですが、聞いている方は本の朗読を聞いているような印象です。社会人と話すことに慣れていない学生なので仕方がないと思うのですが、中には「普通の話し言葉」で話せる学生もいます。社会人(大人)と話すことに慣れていて、急な質問に対して仮に答えられなくても好印象を残して終われる人です。こういう人は面接官から見ると印象に残りますし、逆にそういう人と同じ集団になる学生はかなり不利になります。

今からできること

特別なコミュニケーションスキルのない普通の人は面接より前に「他の学生よりも社会人と話す機会を多く作ること」と「社会人から自分がどう見えるかを知ること」が有効だと思います。こう聞くと大したことないことと思うかもしれませんが、それくらい多くの学生が重視していないことなので、面接での優位性が大きく変わります。

方法①できるだけ多くのインターンに参加する

インターンでは多くの社会人と何日も一緒にいると話す機会があり、知らない社会人相手との会話に慣れて、普通の会話ができるようになります。当社にもインターンがきており、会議で意見を言ってもらう機会を作ったりしています。準備していないことを質問されたりすると最初は表情も硬直してまともにしゃべれないですが、2、3日で自然な表情で普通に話せるようになってきます。一度インターンを経験した2社目という人は、表情や話し方が全然違うのですぐわかるくらい、やっていない学生とは違う雰囲気になります。
またインターン先で、「私の初対面の印象を良いところも悪いところも正直に言ってください」と聞くと良いと思います。必ず自分の特性と課題に気づけますし、社会人から見た印象なので非常に貴重です。改善方法なども必ずアドバイスをくれると思います。

方法②面接官に近い歳のOBOG訪問をする

近い年齢の先輩を訪問して実情を聞くのも良いですが、面接対策にはなりません。彼らもなぜ自分が採用されたかはわかっていないからです。そういった先輩を介して、面接官をやるような年次の人を紹介してもらい話すと良いと思います。ESを見てもらったりアドバイスをもらうのも良いと思いますが、①と同様に初見の印象を聞いてみると良いと思いです。そこで言われた課題は面接官もおそらく同じことを感じると思います。課題は面接前に克服する必要がありますので、どうしたら克服できるかもアドバイスを求めると良いと思います。1h程度のアポで済む話なので、非常にコスパの良い勉強です。

方法③コーチングを受ける

②が面倒な人は、面接のオンラインコーチングを受けると良いと思います。ただし高額なところに行く必要はありません。無料でやってくれる人もいます。

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